・建築士・・・設計するための資格
・建築施工管理技士・・・施工管理するための資格
・大工技能士・・・一定の技術を証明する資格
・技能講習・・・作業をするための資格
結論、宮大工になるための資格はないが、業務を行う時に必要な資格がある
・設計をする資格なので、独立しないのであれば不要。
・独立をするなら、独立する1年前でも全然間に合います。
・施工管理を行う資格なので、現場監督に転職及び独立しない限りは不要
・すぐに取れるので急ぐ必要はない
・ある一定の知識と技能がある事を証明するための資格
・時間があって、ステータスが必要であればあっても良い資格
・特にメリットはない
(内容)
1級
実務経験7年以上
隅木小屋組の隅木、たる木、ひよどり栓の平面図、隅木右側面・木口型及び3面展開図を作成し
木ごしらえ及び墨付けをした後、加工組立てを行う。
試験標準時間=4時間50分 打ちきり時間=5時間
2級
実務経験2年以上
右屋根筋交い平面図、左振れたる木、右筋交いの現寸図及び基本図を作成し
木ごしらえ及び墨付けをした後、加工組立てを行う。
試験標準時間=3時間30分 打ち切り時間=3時間45分
3級
実務経験6カ月以上
支給材料に直接墨付けした後、桁・梁・束・棟木及び垂木・隅木の加工組立てを行い
寄棟小屋の一部を製作する。
試験標準時間=2時間45分 打ち切り時間=3時間
・作業を行う上で、取得したほうが良い資格
・フォークリフト、玉掛けくらいは、持っておいた方が良い
すべて1日2日で取れるものなので、就職前には取っておこう
入塾前:普通免許
(宮大工養成塾入塾)
1年目:生活習慣・大工道具と技術の基本を覚えるべし
2年目:応用技術を覚えるべし
3年目:社会に出た事を想定した実践的技術を覚えるべし:玉掛け・フォークリフト
(宮大工企業へ就職)
4年目:社宅に住んで、車は会社の物で良い。→パソコンを買って自己投資せよ
5年目:小規模建築物(山門・鐘楼など)の棟梁を目指せ
6年目:そこそこの規模の修復現場を任されるべし
7年目:新築現場を任されるべし
8年目:独立に向けて、神社仏閣を見て回り、設計の勉強をするべし
9年目:今までやった現場の木拾いなどの数量拾いをして、積算を覚えるべし
10年目:2級建築士・1級施工管理技士の資格学校に通って取得して独立するべし
雇われての間に、資格学校に通うと教育訓練給付金制度によって補助がある
必要な資格は、独立前に建築士。就職前に技能講習。他は、不要。
宮大工に興味があるけども、自分になれるのかな?適性はあるのかな?と疑問をお持ちの方は、宮大工適性検査をお申込み下さい。回答結果から素質適応理論と現在の状態の適性結果を送らせて頂きます。
性格5問・・・基本的な性格について
知識10問・・・宮大工に関する知識
対応10問・・・修行時代に予測される対応力
技術5問・・・刃物研ぎ、鑿、鉋、鋸、玄翁の能力について