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<我々の展望>

  • 宮大工人口
  • 地方の神社仏閣が危機
  • 地方の過疎化
  • 厳しい内弟子制度
  • なぜ諦めるのか?
  • 雑用の意味
  • 基本は研ぎ
  • 最後に

<我々の役割>

高齢化

昨今では、少子高齢化の影響や昔ながらの厳しい修行が若者に敬遠され、若手大工職の減少が業界の深刻な問題になっています。総務省の国勢調査によると、1995年に76万人いた大工人口は2010年には40万人に
減少し、東京オリンピックが開催される2020年には20万人にまで減少すると推測されています。
神社仏閣のみを専門にしている宮大工は、全国に1000名以下といわれており、大工人口と同じような推移で
減少傾向にあります。当塾では若手宮大工の養成を通じて、技術を継承し、伝統文化を守ります。

高齢化

昨今、少子高齢化や地方の過疎化などにより、地方の神社仏閣が維持できず、消滅しています。
近い将来、地方の30%以上の神社仏閣が消滅するといわれており、深刻な問題になっています。
我々は、宮大工を志す若者達により、消滅危機のある神社仏閣を再生したいと考えています。

高齢化

以前より、地方の過疎化問題や空き家問題が存在します。東京オリンピックが行われる2020年以降は、
拍車がかかり、地方の人口は減少し、空き家の数も更に増えると予測されています。
我々は、宮大工を志す若者を地方で教育し、地方に専門的なコミュニティを創出します。
さらに、地方の神社仏閣を再生すると同時に、空き家を自らの手を再生し、若者達がそこで生活を営む事により、持続可能な環境を築きます。


厳しい内弟子制度の修行

効率的な住込み制度だが...。
高い志の若者が辞めてしまう
今の時代にはあっていない。

厳しい

元来の内弟子制度は、もっとも効率よく仕事を覚える事ができる方法の一つです。しかし、その修行は厳しく、
どれだけ高い志をもっていても、すぐに心が折れてしまう程、過酷なものです。住込みでの修行になり、
24時間365日の監視下におかれ、朝は4時~夜は夜中の1時頃まで、雑用を行い、なかなか実践の機会を
与えてもらえません。100人入門すれば、10年後に宮大工をしている人は10名もいません。
せっかく志をもった若者がいるのに、技術で修得する前に諦めてしまうのはもったいないと思い、
当塾では今の時代にあった新しい修行方法を提供しています。


なぜ

なぜ諦めてしまうのか?

一、プライベートの時間がなくなり、
  ストレスが溜まる。
二、寝る間もなく、常に重労働の雑用。
三、人間関係が悪くなる。

現代は、ノンストレス社会といわれており、社会に出たとたんものすごいストレスにさらされます。
学生と職人の環境は、まったく違います。職人の世界に入ると、朝4時に起床し、掃除・食事作り・雑用などを
夜中の1時までします。時間の猶予がなく、すぐにできないと怒られてしまいますし、自分の技術の鍛錬の時間を
つくるので精一杯です。この世の終わりにきたのではないか?と思ってしまう程、過酷な環境で、修行を行なっていきます。

しかし、この修行で得られる成果は、たくさんあります。

生活習慣が身につき、毎日早起きができるようになり、3食しっかりと食事をとれて体調が良くなります。
仕事のために必要な筋肉もつき、職人の体になっていきます。

さらに、食事を完璧に作れるようになるので、生活の基礎ができます。本当に効率的な修行ですが、
多くの若者は、この難関を乗り越える事ができません。当塾では、修行良い所と本当に必要な所だけを抜粋し、
現代にあった修行方法を提供し、若手宮大工を養成致します。


しっかりと雑用をこなせる事が一人前への近道

一、雑用は、技術の基礎
二、仕事とは信頼の証
三、段取りを制す者は、仕事を制す

しっかりと

弟子入り当初は、何ひとつとして仕事ができません。戦力としては、マイナスになります。
その中で、貢献できる方法のとして雑用がある訳です。
しかし、その雑用には、大切な事が詰まっています。

宮大工の取扱う材料は、一本の柱で高級車一台を買えるくらい高価なものです。
一瞬の失敗で、高級車一台が消えて無くなっていきます。
ものすごいプレッシャーを感じながら仕事を行っています。
だからこそ、仕事のできない弟子は信頼して任せられないので、仕事はさせれないんです。
そのために、プレ仕事という雑用があります。
任させられた雑用を、責任をもってこなせるか?を常に見られています。
掃除をいい加減にすると、いい加減な仕事すると思われてしまいます。
逆に、掃除を綺麗に効率良くしている子がいれば、信頼してもらえます。
ただ、綺麗にしているだけじゃないんですね。

他にも、先輩のために食事をつくります。
食事作りもプレ仕事という雑用です。
食事作りの段取りは、仕事の段取りと全く同じです。
食事の段取りが悪い子は、仕事の段取りがも悪いです。
逆に、食事を段取りよく、美味しく作れるようになれる子は、仕事の段取りも良く、綺麗な仕事をします。

「段取りが八分」とは、仕事の八割は段取りが良いか否かできまるという、昔からの言葉で、
食事の作りを通じて、仕事の段取りを学んでいるわけです。

当塾では、内弟子制度の良い所を残しつつ、現代にあった修行方法を提供し、若手宮大工を養成致します。


技能

技術の基本は、研ぎにあり

研ぎ力=宮大工力

宮大工の仕事の良し悪しは、刃物のキレ味で決まるといって良いほど、刃物研ぎは重要な項目になります。
一点の曇りもなく、刃先をまっすぐに研げるようになる事が良い仕事ができるための必須条件になります。
宮大工は、特殊な道具を自作します。刃物をまっすぐに研げるようにならないと、精度の高い自作道具が
つくれなく、綺麗な仕事ができません。
3年間、試行錯誤しながら研ぎを鍛錬した感覚は、一生物の感性を磨きます。
この修行を怠れば、宮大工として成功する事は、ないといってもいいくらいです。
当塾では刃物研ぎに力を入れて指導しています。


最後に

宮大工の修行は、過酷な物です。
その狭き門を突破できないと宮大工になれないのは、昔の話です。
これからは、当塾の提供する現代にあった修行を卒業した宮大工がこの業界を担っていきます。
当塾は、月曜日~金曜日の3年間の住込み修行を通じて、心技体の基礎を学びます。
一つずつ、しっかりと基礎を極めて、卒業後に即戦力として神社仏閣の現場で活躍できるように
若手宮大工を養成します。


就職活動

就職活動

宮大工養成コースを、卒業予定者は、優先して
研修先の就職面談を行います。

研修先以外で就職を希望する者は、
就職活動のサポートを行います。
※面接の指導/推薦状

施設案内

大阪 工場 〒585-0014 大阪府南河内郡河南町白木271-2
大阪 宿舎 〒585-0014 大阪府南河内郡河南町白木1403-4-2F
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