一般社団法人 宮大工養成塾

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宮大工の伝統技術と修行について話します 〇1

宮大工とは何か?

宮大工とは、お寺や神社になる建造物を建てる大工の事をいいます。細かい技術を極めて、複雑な木組みを使いながら組み上げていく技術は世界から注目されています。私たちの祖先は、みんなで力を合わせて素晴らしい建築を建ててきたことで、それを大切にする人たちの手によって今日まで技術を継承する事ができました。

宮大工の仕事と必要性はあるのか?

宮大工の仕事は、神社や寺、城などの伝統的な木造建築を作り上げてきました。昔の人が力を合わせて一生懸命になって作り、後世の人達もつくった人の事を大切に思い、一生懸命修復をして現在に至るまで継承してきました。昔の人は、建物だけを継承してきたのではなく、技術も一緒に継承してくれたのです。そんな我々日本人にとって大切な神社仏閣を守るためにも、宮大工を目指す若者達が一緒になって地域の神社仏閣を再生していくのが宮大工養成塾という教育機関になります。

宮大工の歴史と文化的重要性について語ります

日本には八百万の神という信仰があります。これは、あらゆる物に神が宿るという考え方で、昔の人たちは、自然を大切にしてきました。私たちのおじいさん達もまた、「物を大切にしなさい」とよく仰るのは、それに命が宿っているからなのです。ものというのは、誰かが一生懸命つくったものになります。それを大切にする事が、作ってくれた人に対しての感謝であり、作ってくれた人は、大切に使ってくれている人がいるからこそ、一生懸命に命が吹き込まれた物をつくってくれるのです。宮大工が作ってきた建物は、色んな人達の手によって大切に守られてきたため、現在でもその姿を見る事ができます。

現代における宮大工の役割がある。

現代の宮大工は、古い神社仏閣を修復して後世に残すことと、修復が不可能な建物に関しては新しく作っています。しかし、年々、宮大工の成り手が減少し、修復できない神社仏閣が沢山あります。なぜ若手宮大工が辞めるのか?それは、一緒に修行をする仲間がいないからです。会社にはいっても、同じ世代の人がいない。さみしい環境の中で修行すると辞めてしまいます。そんな中、若手宮大工が一緒にプロの宮大工になるために修行する教育機関として誕生したのが宮大工養成塾になります。これから、宮大工養成塾が宮大工になるための登竜門として、宮大工人口の増加に貢献し、若手宮大工が一緒になって地域の神社仏閣を再生する事で後世にその技術を残す事が可能になります。

宮大工になるための教育機関

国内の宮大工を目指せる学校一覧

学校一覧

静岡県 「日本建築専門学校」

新潟県 「SADO 伝統文化と福祉の専門学校」

大阪府・兵庫県・神奈川県 「宮大工養成塾」

学校選びのポイント

ここは大切

・プロになるための修行が出来るかどうかを判断しよう

・一緒に出来る仲間がいるかどうか判断しよう

学校の教育カリキュラム

宮大工養成塾でのカリキュラム

・みんなと一緒のカリキュラムで成長の進捗を確認してもらえる

・先生・先輩に相談しながら、出来ていない課題を克服しましょう

・自分が出来た事を誰かに教えてあげる事で、一緒に学ぶ事が出来ます

実践を重ねる修行の道のり

はじめは素人からスタートします。宮大工養成塾では、素人からみんな一緒にプロの宮大工として成長していきます。1人では辛い修行も乗り越えられませんが、みんな一緒になって修行を行う事で、支え合いながら頑張って成長していくのです。

先輩宮大工から学ぶこと

宮大工作業

学生からプロの世界に飛び込んだ先輩。辛い事・楽しい事など色んな事を知っています。不安に思った時は、身近な先輩に相談すればいいんです。時には厳しく、時には優しく接してくれます。先輩は、後輩の気持ちが一番身近にわかってくれる存在なので、甘え倒しましょう!!

宮大工をもっと知りたくなった貴方へ

宮大工養成塾では、宮大工体験を実施しております。現在、大阪・兵庫・神奈川にて無料で体験する事が出来るので、詳しく宮大工体験について知りたい方は、下記の詳細ページをご覧下さい。

宮大工養成塾で教えている知識・技術を知りたい方へ

宮大工養成塾大阪本校で、金田塾頭が教えている事を知識講座と技術講座に分けてサブスクで公開しています。素人が3年間掛けて学ぶべきポイントなどを、今までの教育実績を元に編纂しています。興味のある方は、下記の詳細ページをご覧下さい