一般社団法人 宮大工養成塾

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令和4年手斧始め式

2022.01.19

手斧始め式とは

手斧始め式とは、宮大工の仕事初めの儀式とされています。式典の中で、宮大工が所作を聖徳太子に奉納し、1年間の技術向上と安全を祈願する事が目的とされています。

なぜ聖徳太子に奉納するのか?

仏教伝来前からも、日本人は木を加工する技術がありましたが、聖徳太子が仏教を日本に取り入れるために百済から招いた宮大工によって更に飛躍的に木造建築の技術が進歩しました。そのキッカケとなったのが聖徳太子で、宮大工・建設業・土木業を営む方は、聖徳太子を神様としてお祀りしています。

毎年進化し続ける手斧始め式

平成の終わりから始まり、今回で5回目の手斧始め式になります。第一回目は、宮大工養成塾の河南町白木工場だった頃、塾生の谷村君と願いの宮の桃山宮司・奥様と一緒に開催しました。雪が降り、寒い中行われましたが、なんとか開催出来ました。それから太子町工場へと移転し、令和元年は、まだ整備が終わっていない工場の一階で、巫女さんにもきて頂き、寒い中、巫女舞を奉納して頂きました。そして、今年の手斧始め式では、奉納所作も増え、そして、リモートでイギリスとアメリカからも式典に参加していただけました。それと、今年春より開校の宮大工養成塾 兵庫校・神奈川校の校舎長・入塾予定の塾生も参加して頂けて、パワーアップしてきています。

宮大工体験実施中

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