宮大工の技術は、今日やって明日出来るものではありません。そして、得た技術を使い、建物を建てる時も、少しずつ、少しずつ出来てきて、いつのまにか形になっていきます。
宮大工の技術を習得する時も、それを造り上げる時も、凄く地味な作業になのが宮大工の世界になります。昔、大本山薬師寺の元管主の高田好胤先生が書かれた書が【忍】。華やかな建物が出来上がるまでは、宮大工の【忍】があります。この事を、伝えてる事が難しい。これは、やったものでないと体得できないのかと思います。
雨垂れ石を穿つともいいます。
水滴が石の上に滴り、時間が長ければ石をも穿つ。弛まず続ければ、とても小さな力でも大きな仕事を成し遂げることを例える意味になります。
宮大工になりたい方や宮大工を目指す方は、1日1日の大切さを修行を通じて、長い時間をじっくりと体感できるように行動をしましょう
現在、宮大工養成塾では、大阪本校・兵庫校・神奈川校にて宮大工体験を実施しております。宮大工体験について詳しく知りたい方や宮大工体験を申し込みしてみたい方は、ホームページをご覧ください。