宮大工を目指したい!と思っているあなたへ。
という疑問をお持ちではありませんか?
宮大工になるためには以下の3パターンがあります。
そこで、この記事では宮大工のなるためのこの3パターンを徹底的に解説します。
宮大工になりたいと考えている方はぜひ最後まで御覧くださいね。
目次
宮大工になるには、
の3パターンあります。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、よく考えた上で進路を選んでくださいね。
内弟子制度とは、昔ながらの宮大工の修行方法で、宮大工棟梁のもとに直談判で弟子入りを志願し、認められると弟子となることができる制度です。
徒弟制度と言うこともあります。
弟子になると、棟梁の家で住み込みをしながら修行をします。
この際、宮大工に関することだけでなく衣食住の雑用もこなしながら10年間修行を行います。
内弟子制度のメリットは職人としての仕事を覚えられることです。
棟梁の下、10年間かけて実際の現場で宮大工の基礎を学ぶことができます。
また、仕事だけでなく職人としての生活に触れることで心技体が備わります。
デメリットは一言に「厳しい!」ということです。
弟子になれば棟梁の家に住み込むため、プライベートの時間は一切ありません。
また、その時間も雑用がほとんどで実践的な仕事を任されるまでかなり時間がかかります。
そして、何よりもその生活は厳しく、逃げ出す人も多いようです。
そのため、修業を終える10年後には100人いた弟子も数名程度しか残らないという結果になります。
一般的な専門学校や大学と同じように3・4年間のカリキュラムを通して宮大工を目指します。
専門学校・大学のメリットはカリキュラム通り学べるということです。
基本的に一般的な学校と同じように座学が中心で、宮大工に関することだけでなく社会人としての一般教養も学べます。
また、宮大工に関連性の高い2級建築士やCADオペレーターなどの資格の取得も目指せます。
専門学校・大学のデメリットは現場で通用しないことが多いということです。
専門学校・大学は座学も多いため、現場での実戦経験は少なくなってしまいます。
そのため、専門学校・大学を出て宮大工を目指しても、結局そこから約10年間の下積み時代が必要となります。
また、どちらも費用がかなり高いというデメリットもあります。
宮大工養成塾は内弟子制度と専門学校・大学の良いところをかけ合わせた宮大工を養成する塾です。
宮大工養成塾のメリットは、実践を通して効果的に技術を習得できることです。
専門学校・大学は座学が多く、内弟子制度もなかなか実践の現場に立てません。
しかし、宮大工養成塾は実践現場で技術を習得できます。
そのため、宮大工養成塾は3年間で現場で通用する宮大工になれます。
また、費用も専門学校・大学に比べ安くなっています。
宮大工養成塾のデメリットは月曜日から金曜日まで住み込みが必須ということです。
ただ、このデメリットはメリットでもあります。
今まで棟梁の弟子にならなければ知ることができなかった職人としての生活習慣を、月曜日から金曜日まで宮大工養成塾で生活することで身につけられます。
内弟子制度のメリットを現代の若者に合うように引き継いでいます。
宮大工になるために必要な資格はありません。
ただ、持っていれば技術を証明できる資格はいくつかあります。
例えば、二級建築士や木造建築士といった資格は宮大工としての知識や技術を証明することができます。
とは言え、必須ではありません。
宮大工になるために最も必要なものは熱意です。
これはどの仕事でも共通ですが、熱意や情熱は何よりも成長に繋がります。
宮大工になるためには現状、
の3方法あります。
どれを選んでも後悔しないように、自分に合った方法を選んでくださいね。
記事作成
ライター:土井龍弥
大阪教育大学卒、小学校教員を経て、尼崎で学習塾Learning Methodを開業。得意分野:教育・健康・転職・エンタメ
現在、宮大工養成塾では、大阪本校・兵庫校・神奈川校にて宮大工体験を実施しております。宮大工体験について詳しく知りたい方や宮大工体験を申し込みしてみたい方は、ホームページをご覧ください。