宮大工を目指したいけど、どんな学校に行けばなれるのかわからない…といった悩みをよく聞きます。
実際、宮大工を目指せる学校というものはまだなかなかありません。
そこで、この記事では宮大工を目指せる学校を一挙に紹介します。
また、学校選びのポイントについても解説します。
宮大工になれる学校の種類は大きく3つです。
宮大工になりたいと考えている方はぜひ最後まで御覧くださいね。
目次
宮大工を目指せる大学を調べたところ、2021年現在では日本で7つしかありました。
大学で宮大工を目指すメリットは以下の2つが挙げられます。
大学では、建築など宮大工に直結する知識だけでなく、社会人としての一般教養を広く学べます。
そのため、宮大工一本で生きていくというよりは、少し宮大工に興味があるという方にはオススメです。
大学で宮大工を目指すデメリットは以下の2つが挙げられます。
大学では座学も多いため、なかなか現場で実践を行うことができません。
また、現在のところ私立でしか宮大工を目指せる大学はないため費用が高いというデメリットもあります。
宮大工を目指せる専門学校を調べたところ、2021年現在では日本で12校ありました。
専門学校で宮大工を目指すメリットは以下の2つが挙げられます。
専門学校は大学同様、カリキュラム通り着実に学べます。
また、2級建築士やCADオペレーターなど大工に関連性の高い資格の取得も目指せます。
専門学校で宮大工を目指すデメリットは以下の2つが挙げられます。
専門学校のデメリットは大学と同様です。
専門学校で現場を経験せずに宮大工になれば、結局そこからまた約10年間の下積み時代を過ごすことになります。
大阪府にある宮大工養成塾は現場で通用する宮大工を養成する塾です。現在は、兵庫校(宍粟市)と神奈川校(伊勢原市)の合計3拠点で運営されています。
宮大工養成塾で宮大工を目指すメリットは以下の2つが挙げられます。
宮大工養成塾では、3年間の修業を通して宮大工を目指します。
実際に宮大工の現場で仕事をすることで、効率よく技術を習得することが可能です。
また、費用も大学や専門学校に比べて安く設定されています。
宮大工養成塾で宮大工を目指すデメリットは以下の例が挙げられます。
ただ、このデメリットはメリットでもあります。
月曜日から金曜日まで生活をすることで、職人としての生活習慣を身につけられます。
宮大工はもともと学校にでなくても、棟梁のもとに弟子入りをし修行をすれば職人となれます。
しかし、この修業がなかなか厳しいもので、10年間修行が続くものの、10年後に残っている弟子はほとんどいなくなると言われています。
その点、大学や専門学校に行けば宮大工についての専門的知識を身につけた後に職人となれます。
そして、宮大工養成塾は現場で修行を積みながら、3年の修行で現場で通用する宮大工になる事が可能です。
「宮大工に興味があるけどなりたいかはまだわからない…」という方は大学や専門学校で問題ないでしょう。
ただ、「宮大工になりたい!」という強い意志があるのであれば、宮大工養成塾がオススメです。
実際に現場に立つことで、いち早く宮大工への道が明確になります。
将来の働き方や自分の性格などを考慮した上で、自分に合った進路を選びましょう。
現在では、宮大工を目指すための学校は少ないという結果でした。
しかし、少ない中にもそれぞれ特徴があります。
自分に合った宮大工の目指し方を選びましょう。
記事作成
ライター:土井龍弥
大阪教育大学卒、小学校教員を経て、尼崎で学習塾Learning Methodを開業。得意分野:教育・健康・転職・エンタメ
現在、宮大工養成塾では、大阪本校・兵庫校・神奈川校にて宮大工体験を実施しております。宮大工体験について詳しく知りたい方や宮大工体験を申し込みしてみたい方は、ホームページをご覧ください。