あなたは宮大工という職人がいることをご存知ですか?
といった方は多いですよね。
そこで、この記事では宮大工とはどんなことをしているのかについて徹底的に解説します。
また、宮大工のかっこ良さについても紹介します。
宮大工について興味がある方はぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
宮大工とは、主に神社仏閣など歴史的建造物の建築や補修を手掛ける職人です。
以前は何年も家を離れ社寺のある場所に移住して仕事を進めていたことから、渡り大工とも呼ばれていました。
「宮大工と一般の大工との違いがわからない」という方は多くいます。
宮大工と大工の違いは工法にあります。
宮大工は古くから伝えられている「木組み」と呼ばれる工法で建築しています。
木組みとは、木材に切り込みを入れ組み合わせていく工法です。
これらはすべて手作業で行っています。
対して、一般の大工は在来工法と言って機械で加工された木材を使用し、釘などを使って作業を行います。
宮大工の仕事は下記のように大きく2つに分けられます。
宮大工の仕事は神社仏閣などの歴史的建造物の建築のみだと思われがちですが、実は一般住居の建築を担うこともあります。
住宅を建てたいと考えている方の中には、木組みでの建築を希望する方もいます。
この場合、木組みの技術を持った宮大工が一般住居の建築を行うことになります。
ここでは、実際に宮大工の仕事を見学させてもらった私からみた宮大工の良さを紹介します。
宮大工は日本の伝統を守っています。
私達が神社仏閣を見ると、細部にまでこだわった美しさに魅了されますよね。
この美しさは宮大工によって1400年以上の歴史を経て受け継がれてきました。
そして今もなお日本の伝統を守ってくれているのです。
また、「職人」と聞くと険しい顔をして気難しいイメージを持つ方は多いかと思います。
しかし、実際は話しかけやすい方が多くいました。
日本の伝統を守るという仕事柄、仕事中は険しい表情になることもあるようですが、この姿から「日本の伝統を守っている!」という責任感を感じ取れます。
宮大工は筋力だけでなく手先の器用さも備わっており、男が惚れるかっこよさがあります。
宮大工は肉体労働だけでなく、原寸図通りに木材を切るなど細かい作業も行います。
そのため、筋力や持久力だけでなく、手先の器用さも必要です。
また、細かな作業を行う際にはかなりの集中力が必要となります。
真剣な表情をした宮大工の姿は輝いて見えました。
宮大工は日本の歴史的建造物を守り続けるための欠かせない存在です。
しかし、現在大工人口の減少・高齢化が進み、若い職人が減少しています。
宮大工に至っては、全国に1000人以下であるとも言われています。
そのため、昨今地方の神社仏閣は維持することができずに消滅している問題があります。
宮大工減少の原因は宮大工になるための方法が厳しいということにありました。
今まで、宮大工になるためには
の2択しかありませんでした。
内弟子制度は現場の棟梁のもと、修行を行います。
しかし、その修業はかなり過酷なものなのが現状です。
といった現状があるため、100人入門したとしても、10年後に宮大工を続けている人は10人もいないと言われています。
反対に、専門学校に通えば3年間で宮大工になることができます。
しかし、専門学校に通うにはかなり費用が高いという問題があります。
また、現場で学ぶことができないため、卒業後現場に出ても通用せずに辞めてしまうことが多いようです。
そこで、内弟子制度と専門学校のいいとこ取りをしたのが宮大工養成塾が誕生しました。
宮大工養成塾では、厳しすぎる内弟子制度とは違い、実践を通して宮大工になるためのスキルを磨けます。
そのため、3年間で現場で通用する宮大工を効率よく目指すことができます。
また、費用も専門学校に比べて安くなっています。
まさに、現代の若者に合った養成塾になっています。
宮大工養成塾に入れば、卒業後に即戦力として宮大工の仕事を行えるようサポートいたします。
宮大工は日本の伝統を守っている誇りある職人です。
しかし、宮大工人口の減少により、日本の伝統も消滅する危機が迫っています。
日本の伝統を守るためにも、宮大工養成塾は宮大工を目指す若者をサポートいたします。
宮大工について興味がある方はぜひ宮大工養成塾まで!
記事作成
ライター:土井龍弥
大阪教育大学卒、小学校教員を経て、尼崎で学習塾Learning Methodを開業。得意分野:教育・健康・転職・エンタメ
現在、宮大工養成塾では、大阪本校・兵庫校・神奈川校にて宮大工体験を実施しております。宮大工体験について詳しく知りたい方や宮大工体験を申し込みしてみたい方は、ホームページをご覧ください。