皆様はじめまして 「神棚コーディネーター関西支部 」のコラムを担当する神棚取付師の谷村拓哉です。 これからよろしくお願いします。
大阪府で大工の家系に生まれた私は、幼いころから祖父や父の背中を見てきました。 私が子供の時に遊んでいた場所は神社で、境内にある社務所や公民館は父の設計です。年末 の勧請縄作りなどは当番制の地域総出で行うなど、神社や神様は私にとって身近な存在で した。 現在、私は住宅の設計施工に携わっております。中には曾祖父が建てた家を改修することも あり、私の家系では「住まう」という言葉をすごく大切にしています。 そのため、私のコラムでは住まいにまつわる神様についてお話させていただきます。 一言に住まいにまつわる神様と申し上げましたが、神様は八百万の神々と称されるほどに あらゆるところにいらっしゃいます。約 10 年前に歌で有名になったトイレの神様こと烏枢 沙摩明王や大黒柱で称される大黒天、水や火、柱や門など一つ一つに神様は宿っておられま す。その中で、次回からは日本最古の歴史書とされる古事記から引用し、「住まいのかみさ ま」についてお話しようと思います。 次回は住まいのかみさま「家宅六神」がお出でになるまでのお話です。
用語
勧請縄(かんじょうなわ) 疫病退散や神様の来臨を願うために正月前に飾り付けるしめ縄の一種。 家宅六神(かたくろくしん)
住まいに関する六柱の神様。
神様のフリガナと関連する神社・寺 烏枢沙摩明王(ウスサマミョウオウ) :密教寺の宗派にて各所でお祀りされています。
関西で、神棚をお祀りしたい方がおられましたら、事務局の佐々木友路までご連絡下さい。神棚の「わからない」を解決致します。
神社仏閣が大好き!!神棚コーディネータになって、神棚を広めて、神社を応援したいと思っている方は、ぜひ神棚コーディネーター講習を受講しましょう。 宮大工養成塾のHPより申し込みが可能です。 不定期開催ですが、関西・関東にて受講が可能です。 神棚コーディネーターについては、こちらから