今日は、県内から中学生が宮大工体験に参加してくれました。あの優しい宮治先生と1年生の山田君がレクチャーしてくれました。
宮治先生いわく、過去の体験者の中で一番鉋削りが上手だったみたいです。
普段から工作が好きで色々と作っているとの事でした^^
刃物研ぎは、刃物が切れるようにするものですが、気持ちを入れていく作業でもあります。刃先一点に集中してやっていければ良い刃が付きます。
実際に研いだ刃物で穴彫りをしていきます。穴彫は、木の目をみていく事が大切で、木材繊維がどのような構造になっているのか?同じ木は存在しないので、木の目を熟知する事が大切です。
神社仏閣の技法である木組み。屋根の荷重を梁・桁を伝達してこの斗組でさらに受けて柱へと伝えていきます。その一つ一つの構造を解体しながら解明し、実際にその後組んでみる事で理解を深めます。
日本の木造建築には多くの継ぎ手が存在します。今やっているのは追っかけ継ぎになります。新作の継ぎ手を発明できるかな??(笑)
古代の鉋である槍鉋。押え刃が付いていないので、逆目から削ると逆目がでます。槍鉋は木が削ってほしい方向に削る事が大切で、これもまた木の目を見る事が重要になってきます。
室町時代に登場した台鉋。海外の鉋刃押して使いますが日本の鉋は引いて使うようになっています。他にも鋸も同様になっています。引いて使う利点は、使う人の体の体治具に合わせやすいので安定して使う事が可能です。
宮大工養成塾では、全国5校舎(大阪・兵庫・神奈川・岡山・福岡)にて宮大工体験をしています。是非ご参加下さい。
どこからでも参加できるようにZoomでの開催になっています。
✅宮大工養成塾ってどんなこと?
✅塾生の1日は?
✅卒塾後の進路ってどんな感じ?
などを説明をします。
分からない事があれば質問してもOK
体験ありがとうございました^^