一般社団法人 宮大工養成塾

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兵庫県の高校3年生が宮大工体験に参加

毎年、梅雨あたりから宮大工体験のお申し込みが増えてきます。今年もたくさんの人に宮大工の文化をしってほしいと思います^^

今回は、体験の中であった質問などもシェアさせて頂きますね。

宮大工のキャリアップについて知りたい

宮大工は、大きく分けて「大工・引頭・長・連」の4つの段階に分けられます。下の段階から説明していきますね。

連(れん・むらじ)1年目ー3年目くらい

下積みの期間になります。この段階は、まだ職人ではありません。職人になるための生活習慣・礼儀礼節・宮大工の仕事を学んでいきます。技術的な事は、刃物研ぎから始まり、手道具を使える状態にしていく中で、少しずつ刻みなどを任せられて小さな実績を積んでいきます。

長(ちょう・おさ)4年目ー6年目くらい

この段階から職人です。木材を加工及び組立などを行い、生産能力によって日当が決まり、実績を積んで行きます。品質と速さを求めれるので、大変ですがやりがいはあります。そして、この段階になると、「連」を従えながらプロジェクトを進めていきます。仕事ながら「連」の育成係も兼務する事があります。また、このクラスの宮大工がボリューム層として一番多く、引頭に昇格できるかは努力と目標次第です。

引頭(いんとう・ひきがしら)7年目ー10年目くらい

設計図より原寸大の図面を起こして型を取り、墨付けを行う重要なボジションです。現場責任者になります。墨付けした部材は、「長」に任せて加工及び組立を行ってもらいます。墨付けが終われば、自らも刻んだり組立をしたりするので、現場棟梁とよく言われます。

大工(だいく)10年目くらい

営業・設計・積算・現場監理を行い、「引頭」に現場を回してもらいます。全ての業務が一通りできないとこのポジションには付けません。

どの宮大工の段階を目指すかによって努力の仕方が変わります。
目指すなら、棟梁を目指してほしいですね。

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宮大工養成塾では、大阪本校・兵庫校・神奈川校にて宮大工体験を実施しています。現役の宮大工が1対1で行う宮大工体験は宮大工養成塾だけ!!宮大工について五感を使って学びましょう^^

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*費用は無料です