一般社団法人 宮大工養成塾

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安全衛生と労災防止の基本 まとめ&小テスト

2025.07.18

勉強会のススメ

1,上記動画を見て、まず全体を把握しましょう。

2,日頃ある危険をテーマに事例・対策を話し合おう

3,振り返りをして、テストしてみよう

日頃ある危険

脚立の使用

脚立は天板に乗って作業する事が多いですが、力の掛かり具合や座りが悪い時などにバランスを崩して転落してしまうので、天板に乗っての作業は禁止されています。

単独での跨って使う事も同様に禁止されています。

荷物をもって昇降するとバランスを崩しやすいので、仮置きできる場所や受取出来る人を用意して作業しましょう。重たい荷物をもって降りた時、異常に重く感じてそのままつま先に落とす事故もあります。

対策

脚立は上から2段目以下で、安定した姿勢で使う

はしごを使う時は、傾斜角75°以内、突き出し寸法60cm以上を確認する

丸鋸の使用

丸鋸はキックバックする可能性が高いので、後ろに体をもってこない

安定した場所で、丸鋸は使う

材料が動くとキックバックして材料を巻き込み、指を損傷する事もあります。材料を手でしっかりと固定出来ない場合は、クランプを使うか、手鋸を使って作業しましょう。

空中切で、よく太もも辺りを切るので禁止です。材料が軽い場合は、そのまま材料がキックバックした時に引き込まれて左手を切る事もあります。

膝を作業台代わりに使うと、気付かないでこのまま膝を切ります。きちんと馬を用意して作業しましょう。

現場用の小さい馬があると便利

刃を材料に接地させた状態でスタートすると軽いキックバックをします。

ロック機能を押した状態で電源が切れた場合、再度電源を入れると急に回転して危ないのでロックが外れているかどうか確認しましょう。

刃が欠けている場合は使用禁止。

刃が欠けていなくても、切れていない刃物は力で作業しようとしてしまうので、切れている刃物に交換して作業をしましょう。

~引用:大工ブログ 丸ノコの使い方 大ケガをしないための6つの注意事項~

振り返り用 箇条書きまとめ

労災とは、仕事をしているときに起こる事故のこと

労働安全衛生とは、安全かつ健康に働くこと

災害のほとんどが転倒事故

当たり前の3原則 

環境整備するだけで多くの事故は防げる

労災で一番多いのは転倒

環境整備+安全行動をする

安全標識などを設ける事で事故は防げる

転落事故は、はしごや脚立を使ったものが多い

危険だと思ったら、他の方法を考えること

一瞬の横着で、一生を台無しにすることになる

「まぁいいか」はダメ。適切に作業できるように準備しよう

はしご使用時の確認事項「傾斜角75°、突出し60cm以上」

脚立は、天板に乗って作業しない

脚立は跨って使用しない

荷物をもって昇降しない

脚立は上から2段目以下で使用する

保護具を適切に使用する

腰痛は日頃からの取り組みで軽減できる

重たい荷物は、台車などを使おう

持ち上げる時は、腰を落として足の力で持ち上げる

荷物は腰に近い位置で持つ

体に負担の無いような動きで作業する

環境整備で働きやすい職場を目指す

整理・整頓・清掃・清潔を徹底すれば、横着が無くなる

熱中症とは、熱さにやられて頭痛や体調が悪くなること

熱中症対策

睡眠は、熱中症対策となる

熱中症が起きた時の対処法

熱中症で発熱や意識を失っている時は、救急車を呼ぶ

保護具:ヘルメット 頭部を守る

保護具:保護メガネは目を守る・サイレンサーは耳を守る

保護具:呼吸用保護具 市販のマスクは意味がないので、防塵マスクをつかう

保護具:手袋 手を守るが、木工機械・電動工具の使用時は巻き込みの原因にもなる

保護具:安全靴 足を守る、安全帯 墜落を防止

安全標識は、危険な箇所などの情報を見える化する

振り返りをして、今日学んだ事を確認しよう

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