際鉋とは、木材を際を加工する時に使う鉋で、加工及び仕上げで使う鉋になります。際鉋という名前の通り、刃が斜めに挿入されて鉋台の下角に刃が出てくるように細工されており、右勝手と左勝手の一対で構成されます。この際鉋が反り台になれば、際反りとなり、丸鉋となれば際丸となり、多種多様な際鉋があります。今回は、通常タイプの際鉋について触れていこうと思います。
平鉋をマスターしたら、次は際鉋。際鉋を学んでいきましょう
際鉋は、大鉋の寸4程度の大きさが一般的ですが、木口面を削ったり、定規面が小さい分を削る場合に無理が少しあります。私がおススメするオールラウンドの際鉋は、小鉋寸2(36㎜)~小鉋寸4(42㎜)になります。これは、使いまわしが良いので、どこでも使える事と、なんといっても手の馴染みも良いので操作性が抜群です。